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概略 2000年〜2002年

2000年
7月18日

ダイア建設分譲マンション、ダイアパレスに入居

20日深夜〜
21日未明

就寝中に呼吸困難を起しベランダへ這い出す。

〜‥

キッチン周り、浴室、玄関、トイレ、収納庫に異臭を感じ、ダイア建設へホルムアルデヒドの可能性を問い合わせるが「ホルムアルデヒドが出るはずがない」と。

8月6日

再三の異臭へのクレーム電話に、ダイア建設の指示で施行業者Sとうベネックから臭いの確認にS間氏が訪れる。ホルムアルデヒドの可能性を聞くが否定。

こんな臭いは我慢すれば暮らせます」「換気すれば3ヶ月で臭いは消えます」「マンションに住みたくても住めない人もいるんです。」との言い残し帰る。

〜‥

異臭は消えず、ダイア建設へクレームを入れ続けるも、全ての対応を断わられる

9月20日

国土交通省の室内空気測定を行なう。後日結果が送られて来たが、ホルムアルデヒド‥‥0.21ppmだった。

〜‥

10月に入るとマンション躯体温度も下がり、室内のホルムアルデヒド臭も気にならないレベルなり、このまま異臭騒ぎも終息するものと思っていた。しかし、念には念を入れ、換気を続けることに。

寒風の中迎える正月は、新築マンションでの新年の喜びなど微塵も無かった

2001年春

気温の上昇と共にいくぶん異臭も復活したように思え不安になる。
2001年も年中換気を続けての生活

5月22日

自己負担でホルムアルデヒド吸着塗料◯ャフ◯ォールの塗布を、システムキッチンの収納庫内部に部分的に行う。シックハウス対策というより、収納庫に隠った臭の脱臭という意味あいが強い。半年程で塗料の効果は消え、それだけ異臭の濃度が高いということか?

塗布過程でパイプスペースの点検口を開けたことで、ホルムアルデヒドの発生場所が壁内部の空間からと判明する。しかし、これは私の思い違いで、後日2002年8月10日にダイア建設社員A藤氏とF田氏から「(室内)全体から出ている」と知らされる。

壁内部の空間という部分的な発生と思い込んだのは、私がまだ嗅覚過敏の症状も無く、健康な人の普通の嗅覚でしか感知できなかったから。普通の嗅覚でも「強烈」と感じる濃度のホルムアルデヒドが壁内部で発生していたのだ。

入居当時から嗅覚過敏があったから、私が微量なホルムアルデヒドに反応したとする考え方は間違っている

7月2日

国土交通省の室内空気の再測定を行う。

約1年間、窓を開け換気扇フル稼動の換気に努めてきたが、後日送られてきた結果では、ホルムアルデヒド0.10ppm
まだ指針値を越えている。

7月16日

測定数値をホルムアルデヒドの発生の証拠とし、ダイア建設へ交渉を試みる。ホルムアルデヒドの減衰・除去を目的としたクレームに対応すると電話口では言うが実質的対応は何一つ行わない

8月24日

(財)リフォーム紛争処理支援センターのアドバイスで、ダイア建設アフターサービス担当者F田氏へMSDS(製品安全データーシート)を請求し、それが提出されるが、ホルムアルデヒドを発生させていると思われる肝心の合板とフローリング材が除かれていた。

再三の請求にも出ししぶり、とうとう最後まで合板とフローリング材分が提出されることはなかった

9月19日

(財)リフォーム紛争処理支援センターのアドバイスで、ダイア建設東京本社・代表取締役社長へ『化学物質ホルムアルデヒドの減衰作業依頼』を内容証明郵便で送る。

10月15日

ダイア建設アフターサービス担当者F田氏立ち会いで、ダイア建設委託の測定業者による、ホルムアルデヒドの測定が行われる。クレームを入れて15ヶ月目に、初めてダイア建設社員が訪れた

後日2003年1月27日に受けたダイア建設マンション営業の電話で、この測定日には、私の部屋(4LDK)全室が測定されたとの説明を受けた。しかし、実際はキッチンと、システムキッチンの収納庫奥にあるパイプスペースの点検口、この2箇所だけだった。リビング、仕事部屋、浴室、トイレ、和室、洋室3部屋は測定していない。

測定当日、業者は約束の時間に遅れて来た。更に比較として外気の濃度測定も行なうよう、測定手順には記載されているが、それも行なわれていない。

11月4日

国土交通省の室内空気の再測定を行う。ホルムアルデヒド‥‥0.03ppm。やっと指針値を下回る。この数値でも私の身体は充分すぎる反応を示してくれる。

※国土交通省の測定は、モニター登録時2000年9月の測定で、指針値を超えた物件の追跡調査として行なわれているため、測定場所が決められている。当居室のホルムアルデヒドの最も激しく漏れ出る箇所(キッチン)は、その指定の測定箇所に含まれないため、当初から一番広く臭いの比較的少ないリビングで測定が行われていた

11月12日

ダイア建設依頼の業者が、ホルムアルデヒドの漏れ出すパイプシャフト(パイプスペース)の点検口や排水管回りの隙間を、シリコンコーキング剤で密封する工事を行なった。

封印されたホルムアルデヒドが、いずれ別の場所から吹き出すのでは、との不安も残る。

12月30日

封印されたはずのホルムアルデヒドが、キッチンのガスコンロ付近から漏れ出す。また、暮れも正月も換気を続けることになった。

2002年
1月18日

ダイア建設アフターサービス担当者F田氏へホルムアルデヒドの漏れを報告。年末から年始、酷い風邪をひき喘息状態になり長期間寝たり起きたりの生活をしていた。
なを、私には喘息の持病はない

1月25日

ダイア建設アフターサービス担当者F田氏からFAXが送られてくる。『ホルムアルデヒド・VOC吸着器』小型・中型‥‥カタログだ。で、これをどうしたいのか?私に買えと?説明もなく不明。

2月04日

ダイア建設F田氏からFAXでシステムキッチンの施行図が送られて来る。ガスコンロの通気口が、ホルムアルデヒドが溜まる壁内部空間に直結し、密封されることなく開かれたままでいることが素人の私にも一見して分かる。

2001年11月12日の密封工事は、分散していたホルムアルデヒドの吹き出し口を封印し、ガスコンロの通気口の1箇所へ集中させるだけの結果となった不完全な工事。

2月15日

ダイア建設F田氏からFAXが送られてきた。『(ホルムアルデヒド)吸着器提供の方向性にて社内調整中につきもうしばらく時間を頂きたい』と、いう内容のもの。吸着器提供?私はそう言った対応を要望したことはない。

私が望んだものは、私がシックハウス症候群にならずに安全に暮らすため、ホルムアルデヒドを減衰させて欲しいというものだった。

※しかし、この時点で私は自覚していなかったが、シックハウス症候群の症状が既に出ていたと思われる。
これは、化学物質過敏症の診断を受けた後、過去の日記や記憶をたどって、体調不良の有無を調べなおして気づいた。

5月20日

2月15日のFAXからダイア建設に「しばらく時間」を差し上げ過ぎた。F田氏から一向に連絡が無い。

やっと電話でF田氏を捕まえると、
こうゆう事(ホルムアルデヒド発生の件)は(ダイア建設へ)持ち込まれても困る」と、手の平を返した対応。
さらに、この先交渉を続ける意志の無い事を言った。
ダイア建設は一方的に交渉を断った。

5月30日

事態は振り出しに戻った。私は穏便に解決できればと譲歩しながら、アフターサービス担当者のF田氏を通し、非公開で交渉を続けてきた。しかし、そのような気遣いは無用であることが判明した。

本日付けで横浜支店長宛に、これからのダイア建設の対応の意志を再確認するため文書を送付した。
着信しているのを確かめ、支店長へ渡るよう依頼する。

5月31日

ダイア建設横浜支店長へ電話をする。昨日送付した文書が届いているのか確認したが、受け取っていないと言う。文書はどこへ?

FAXで支店長宛てに文書の内容を送信する。ダイア建設から文書の内容への回答書を作成中との電話があった。
はたしてダイア建設は、再度交渉を続ける意志を表すだろうか?それとも、あくまでも徹底拒否をとるのだろうか?

6月1日

HP「シックなマンション生活」を開設。非公開で穏便に、という気づかいは無用とダイア建設に教えられた。

6月17日

5月30日(31)への回答書が届けられた

6月20日

北里研究所病院を受診。化学物質過敏症と診断される。

3月頃から疲れ目が酷く、パソコンの作業が辛い状態になり、それがシックハウス症候群とはにわかに結びつかず、年齢的にも更年期障害か、ダイア建設との交渉からくるストレスによる自律神経失調症ぐらいに思っていた。しかし、シックハウス症候群の事例を読むと、更年期障害や自立神経失調症と誤診され、病状が悪化し化学物質過敏症に移行してから慌てるケースが多いと知り、それならシックハウス症候群でない事を確認しようと受診したのだ。

予想に反して化学物質過敏症だった。ショックだった。
あれだけ換気に徹した生活をしてきたのに、劣悪な環境では換気をしても病気発症を食い止めるには不十分、単に先延ばしにしているだけだと、身をもって証明したようなものだ。

〜‥

ダイア建設F田氏ではらちがあかないので、支店長S津氏と交渉したかったが、F田氏の上司と言うA藤氏が出て来た。
支店長と話したくても、電話を取次いでもらえず、支店長宛てに文書を送ってもA藤氏が回答してくる。

この年は猛暑で、ホルムアルデヒドの放出量も半端ではなく、病状も一気に進行。マンション室内で換気中でも活性炭マスクが外せず、食事の時以外は着けっぱなし。

8月10日

説明したいとA藤氏とF田氏がマンションを訪れる。
北里研究所病院の診断書を渡し、このままではマンションに住めないので、安全な無垢材でのリフォームの対応を請求するが、
「(CSになってしまったら)無垢材では住めません」
「(CSになってしまったら)無垢材でも臭うのでリフォームしてもダメです」
と両氏から言われてしまう。

無垢材でも住めないCS患者を目の前にして、違法性が無いからダイア建設がこの先実質的な対応をしない事を、正当なものとして得々と説明する。
ホルムアルデヒドの発生がキッチンの部分的なものではなく、全ての部屋から出ている事を指摘すると、「はじめから(部屋全体から)ホルムアルデヒドは出ている」「聞かれなかったから、(出ているとは)言わなかった」と答える。

これ以上マンションに住めないと判断し、安全に住める転地療養先を探す。

10月22日

NPOシックハウス対策研究会と地域的に近く、密に連絡が取れた事が幸いして転地療養先が見つかる。マンションから2時間の距離。

床は腐ったまま、しばらく人が住んでいなかったので埃まみれ。
すぐ契約して入居したかったが、手続きがなかなか進まない。
理由の一つが、私がCSのため腐った床の補修に使う板の選定が必要だった事と、補修業者が手間の掛かることに難色を示したため。

当時、シックハウスを始め、この病気(CS)への理解を示す業者は本当に少なかった

12月8日

最終的に、シックハウス対策研究会に所属する、CS患者に理解ある業者が借家の補修を引き受ける事で、契約手続きが出来た。

12月18日

マンション脱出。床の補修も済んでいない、照明も付いていない、掃除もしてない埃まみれの借家へ引越す。引越し費用の安い夕方便を使ったので、到着したのは夜8時過ぎ。照明が無いので、NPOの方が工事用のライトを用意してくれたので、暗闇での搬入作業にならずに済んだ。

〜‥

混乱の年末。記憶が途切れ途切れ。離脱状態に突入。引っ越しに伴う手続きが滞る。生活苦の始まり。

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