|
|
|
|
|
化学物質過敏症(CS)と言っても、その発症過程や原因物質、患者の住まう環境によっては、現れる症状も反応物質も異なり、CS患者同士でさえ理解しがたい場合がある。患者同士でさえ分からないのに、身近にCS患者もおらずCS患者に接した事のない健康な方はなおさら理解できないだろうし、中にはCS患者の存在そのものを疎ましく思う方もいるだろう。 特にインターネットの中では、その匿名性からCS患者への中傷的発言があからさまに書き込まれていたりする。多くの患者がそういった書き込みで傷付いていることを、書き込みをする彼等は知っているのだろうか。 CSと言う病気のメカニズムが完全に解明されてもいないのに、私のような素人が、相手に100パーセント理解させられる説明などできるわけがない。どれほど詳しく症状を説明しても、その痛みも苦しさも伝える事はできないが、しかし、それは何もCSに限った事ではなく、どんな病気でも同じ事。 ガンと言う病気、糖尿病と言う病気、リュウマチと言う病気‥、私はどれもその病気の苦しさを知らない。しかし、その病気の患者さんがそれぞれの苦しさや生活の不便さや苦悩を抱えているだろう事は想像できるし、それはあなたも容易に想像できるでしょ。 CSも同じ。あなたに症状を事細かにお話する事はできても、痛みや辛さまでは伝え切れない。でも、生活に大きな不便と多くの制限に縛られている事は想像できると思う。 「(どこも化学物質まみれで)地球上に自分が住める場所が何処にも無いような気がして、絶望的になった」 CS発症当時を振り返った患者さん達の言葉です。私も「地球人なのに、何で他の人と同じ空気が吸えないんだーっ」と、いよいよマンションに住めなくなった時、自分が地球外生物になったような疎外感を味わいました。(発想がSF的、性格がよく現れてる) 理解できなくてもいい。でも、ちょっと想像してみて。それが一歩、あゆみ寄る事だと思うよ。 04/11/12UP |
|
|
|